中国Webマーケティング情報を発信するブログ

中国のWebマーケティングに関する情報やツールの紹介をしています

中国検索エンジン、利用シェアランキング 2015年5月

中国の検索エンジンについて、先日、『中国検索エンジン、Baidu以外の検索エンジンは知ってますか?』という 記事を投稿させて頂きました。その中でも、ユーザー数に関する内容を記載しましたが、今回は、中国検索エンジンの市場シェア率について、より詳しいデータを紹介します。

 今回は異なる3つの企業が発表しているデータを利用します。いずれも第3者による調査なので、正確なデータではありませんが、市況を理解し、戦略策定に活用できるのではないでしょうか。

 

中国のランキングサイトと検索エンジンの順位

Webサイトのランキングサイト(ツール)は、有料なものと、無料なものがありますが、今回は無料なものを利用します。無料ツールで世界的に有名なのは、『Alexa』だと思いますが、デジタルリサーチで有名なアイリサーチ社は、Alexaを利用して『 iWebChoice』というランキングサイトを公開しています。

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中国ソーシャルメディア、Wechat(微信)人気アカウント、競合アカウントの調査方法

現在、中国で最も人気があるインターネットサービスは、Tencentが運営するメッセージサービス『Wechat(微信)』です。先日、このブログで紹介した人気APPランキングでも圧倒的1位でした。

china-today.hatenadiary.com

 

それだけ人気のあるWechatですので、企業マーケティングにおいても非常に重要なツールとなっており、企業やメディアは公式アカウントとしてWechatに参加し、マーケティング活動を行っています。

担当者が最も気にしなければいけないのは投稿内容なのですが、それ以外に気になるのは、競合企業の動向ではないでしょうか。

そこで今回はWechatの人気アカウントランキングと、競合との比較方法を紹介します。

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中国インターネット人口、地域別データ

中国は、人口13億人、インターネット人口6億人と言われていますが、地域別で考えた時、思い浮かぶ数字はありますか。

日本人が思い浮かべる中国の地域というと、北京、上海、深センなどかと思いますが、それぞれの地域にどれ位の人がいるかイメージはありますか。

マーケティング担当者は、アクセス解析などのレポートで、地域別データを見ることがあると思いますが、地域別データをみて、適正なのかを判断出来る人は、かなり中国市場に精通したひとではないでしょうか。

そこで、今回は中国の地域別人口データを調べてみました。

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中国からのアクセスを狙うブログ運営の注意点

ブログを書き始めて1週間ぐらいなのですが、早くもブログを引越することになりました。今回は、企業のWebマーケティングではないのですが、』関連性もあるので、なぜ、ブログを引越したのか紹介させて頂きます。

 

無料ブログサービスの中から『ライブドアブログ』を選択

私がブログを始めた理由は、最近、自分で手を動かしてWebサイトなどを作ってないので、リハビリがてら何かを作ろうとおもったからです。

そこで、最初にプラットフォーム選定をしたのですが、自分でサーバを借りる気はなかったので、無料サービスから選びました。比較サイトなどをみながら、人気のある『ライブドアブログ』を選びました。

そして、記事作成と共に、画像編集をしてパーツを作ったり、CSSをいじたっりと、楽しくブログ生活を始めました。

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Baiduリスティング広告、モバイル向けに広告のルールを変更

現在、中国ではスマホを中心としたモバイルデバイスを利用したネットユーザー数は、約5億人といわれています。既に多くのメディアや企業では、モバイル向けサイトや、レスポンシブデザインサイトを制作し、モバイル対応おこなっています。

Baiduでは、昨年、リスティング広告のルールを変更し、広告出稿をする場合、必ずPCとモバイル両方に広告を出稿しなけばいけなくなりました。(以前は選択することができました。)

そのため多くの企業は、Baiduのモバイル向け検索エンジンから、リスティング広告によって、多くのユーザーを集客しました。

ただ、現実問題として、多くの企業はモバイル対応を行っておらず、検索ユーザー、広告出稿企業ともに不評となる状況となっていました。

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中国DSP広告、プラットフォームランキング

インターネットプロモーションの設計をするとき、中国においてもDSP広告の利用は一般的となっています。ただ、他サービスと同様、日系や欧米系の企業は進出しているのですが、市場規模の大半は中国企業で独占されている状況です。

日本人からすると、安心度があるのは、名前を知っている企業のサービスになるのですが、業界全体を理解していると選択肢も広がりますし、知っているサービスの選択する理由もはっきりとするので社内でしょうか。そこで、今回は中国のDSP業界の概況を紹介します。


中国RTB業界のカオスマップ

下図は『RTB China』が作成している中国RTB業界のカオスマップです。中国のRTBマップは、『RTB China』のものを加工しているケースが多いと思います。

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Webサイトを中国からアクセスしやすくする

中国市場をターゲットにしたWebサイトを作ろうと考えるとき、大きな悩みの一つがサイトへのアクセススピートです。どんなに集客施策をしようと、サイトデータがブラウザに表示されなければどうしようもありません。

中国では(世界中かもしれませんが)、政府が「グレート・ファイアウォール」でインターネット情報の検閲をしており、海外サイトへのアクセスは物理的な問題もありアクセス状況は悪いです。そこで、今回は少しでも中国からのアクセスが早くする方法を紹介します。

1. ICPライセンスをとって、中国のサーバを利用する

確実にアクセスが早くなる方法は中国のサーバを利用することです。間違いなく早くなりますし、Baiduなどの検索エンジンに対するSEO対策にも効果がありますので、特に問題がないのであれば、中国サーバを使うべきです。

中国サーバ利用で障害となるのはICPライセンスの取得だけです。中国ではWebサイトは政府の管理下にあるため、全てのWebサイトで、ICPライセンス取得が義務付けられています。どんなにデザインへの拘りがあろうと、ICPライセンスを取得し、サイトトップページにリンクを設置しなければいけません。

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