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中国インターネット、平均的な閲覧時間や直帰率はどれくらい?

Webマーケティングに関わる方は、アクセス解析のデータを見る機会があると思いますが、そのデータの良し悪しはどのように判断していますか。

多くの施策が実施されるサイトであれば、施策前と施策後といった期間で比較をしたり、広告出稿サイトごとや、ランディングページごとなどでAB比較をしたりするのではないでしょうか。

上記のような比較をすることで、どちらの数字が良いかはわかりますが、時には「他社(他サイト)と比べてどうなの?」という疑問を持つ(もしくは聞かれる)のではないでしょうか。そこで、今回は、「中国の一般的なサイトでは…」と語れるデータを紹介します。

Baiduが提供するアクセス解析ツール百度統計ベースの統計データ

今回のデータの参照元として利用するのは、Baiduが提供する「Baidu統計 流量研究院」というサイトです。データソースの説明をみると、Baiduが提供するアクセス解析ツールBaidu統計を利用した150万以上のサイトのデータを利用しているとのことです。

このサイトには、色々な統計データが紹介されているのですが、今回はアクセス解析でよく見る数字を中心に紹介します。

まずは、閲覧時間と閲覧ページ数です。

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サイトの平均訪問時間は3分2秒で、平均閲覧ページは3ページです。

ちなみにデータ対象期間は15年の6月から8月の3ヶ月で、対象デバイスはPCです。

次は、直帰率と新規訪問者率です。

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直帰率は72.18%で、新規訪問者比率は79.13%です。

サイトの平均訪問時間は3分2秒、経金閲覧ページは3ページ、直帰率は72.18%

ということで、もし「他社はどれくらい?」という質問を受けた場合は、「Baiduが計測している150万以上のサイトデータですと…」と答えることで、いちおう回答にはなるのではないでしょうか。

ただ、実際にはこのデータと比べても、ほとんど意味は無いですよね。全くデータがない状況などであれば参考にはなると思いますが、冒頭で書いたとおり期間比較やA/B比較で、PDCAを意識して、Webマーケティングの最適化をしていくのが理想的ではないでしょうか。

ただ、こういうデータを知っているという事自体は、信頼を得るためには必要かもしれませんね。